2007.04.16
「尊敬されるドイツ 信用されない日本」
毎日新聞 ドイツ軍:「敵は黒人」と銃撃訓練 映像流出、米で反発
ドイツ連邦軍の教官が兵士に対し「敵は(米ニューヨーク市)ブロンクスの黒人だと思って撃て」と指示する場面が写ったビデオ映像が14日、ドイツのテレビで放映され、同国国防省が内部調査を始めた。
AP通信によると、米国の黒人運動家シャープトン師は「アフリカ系米国人への極めて人種差別的な侮辱だ」と反発、ドイツ軍への批判が高まりそうだ。
ニュース専門テレビNTVが放映した映像は、教官が「ここはブロンクスだ。3人のアフリカ系米国人が車から飛び出し君の母を侮辱している。行け」と命令。兵士が機関銃で撃つ場面が続いている。
映像は昨年7月にドイツ国内の陸軍施設で撮影されたもので、インターネットの映像交換サイトに流出して存在が分かったという。
ドイツでは昨年、アフガニスタン駐留のドイツ兵が人間の頭蓋(ずがい)骨を手にポーズを取っている写真が暴露されたほか、人種差別を背景とした黒人などへの襲撃事件も増加傾向にある。(ベルリン15日共同)
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ドイツ連邦軍の教官が兵士に対し「敵は(米ニューヨーク市)ブロンクスの黒人だと思って撃て」と指示する場面が写ったビデオ映像が14日、ドイツのテレビで放映され、同国国防省が内部調査を始めた。
AP通信によると、米国の黒人運動家シャープトン師は「アフリカ系米国人への極めて人種差別的な侮辱だ」と反発、ドイツ軍への批判が高まりそうだ。
ニュース専門テレビNTVが放映した映像は、教官が「ここはブロンクスだ。3人のアフリカ系米国人が車から飛び出し君の母を侮辱している。行け」と命令。兵士が機関銃で撃つ場面が続いている。
映像は昨年7月にドイツ国内の陸軍施設で撮影されたもので、インターネットの映像交換サイトに流出して存在が分かったという。
ドイツでは昨年、アフガニスタン駐留のドイツ兵が人間の頭蓋(ずがい)骨を手にポーズを取っている写真が暴露されたほか、人種差別を背景とした黒人などへの襲撃事件も増加傾向にある。(ベルリン15日共同)
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2007.04.13
慰安婦強制動員を裏付ける文書…ソウル大鄭教授チームが発見
中央日報
日本軍が慰安婦を強制動員したことを裏付ける公式文件が見つかった。これまで被害者の証言はあったが、慰安婦動員の強制性と暴力性について書かれた資料は極めて少なかった。
ソウル大の鄭鎮星(チョン・ジンソン、社会学)教授チームは12日、「1946年7月5日、オランダ軍情報部隊が日本軍の慰安婦強制動員と慰安所運営について作成した文書を確保した」と明らかにした。
「日本海軍占領期にオランダ領東インド西ボルネオであった強制売春に関する報告書」と題した文書は、その間、オランダ政府記録物保存所に保管されてきた。
この報告書は「日本の特別海軍憲兵隊が路上の女性を連れて行き、強制的に身体検査をさせた後、慰安所に入れた」「慰安所は厳格に統制・隔離された」など、日本軍の蛮行が書かれている。
また「女性が慰安所を脱出したという理由で母親が殺害されたケースもあり、慰安所の女性は脱出も考えられなかった」「女性は特別許可を受けてこそ慰安所から外出することができた」などと明らかにした。慰安所の女性の国籍は書かれていない。
報告書は「1943年、日本海軍駐屯軍司令官はこの地域の日本人に対し、インドネシア・中国の女性と親しくするなという命令を下した。その代わりに公式的な慰安所を設置しろという命令も出された」と記述している。
報告書によると、慰安所は当時、海軍専用と民間用の2つが運営され、 民間用慰安所は日本軍司令官の指揮で日本人事業者協会が運営責任を預かった。 以外な点は「慰安所で支払われた代金の3分の2が女性に入った」という部分。 これに続いて「女性は時々、一部のお金を受け、個人的な用途に使った」と書かれている。
鄭教授は「慰安婦に代金が積み立てられていただけで、実質的には支払われていなかったことを裏付ける証拠」と指摘した。
報告書は日本人戦犯に対する尋問や関係者らの証言を基礎に作成された、と書かれている。続きを読む
日本軍が慰安婦を強制動員したことを裏付ける公式文件が見つかった。これまで被害者の証言はあったが、慰安婦動員の強制性と暴力性について書かれた資料は極めて少なかった。
ソウル大の鄭鎮星(チョン・ジンソン、社会学)教授チームは12日、「1946年7月5日、オランダ軍情報部隊が日本軍の慰安婦強制動員と慰安所運営について作成した文書を確保した」と明らかにした。
「日本海軍占領期にオランダ領東インド西ボルネオであった強制売春に関する報告書」と題した文書は、その間、オランダ政府記録物保存所に保管されてきた。
この報告書は「日本の特別海軍憲兵隊が路上の女性を連れて行き、強制的に身体検査をさせた後、慰安所に入れた」「慰安所は厳格に統制・隔離された」など、日本軍の蛮行が書かれている。
また「女性が慰安所を脱出したという理由で母親が殺害されたケースもあり、慰安所の女性は脱出も考えられなかった」「女性は特別許可を受けてこそ慰安所から外出することができた」などと明らかにした。慰安所の女性の国籍は書かれていない。
報告書は「1943年、日本海軍駐屯軍司令官はこの地域の日本人に対し、インドネシア・中国の女性と親しくするなという命令を下した。その代わりに公式的な慰安所を設置しろという命令も出された」と記述している。
報告書によると、慰安所は当時、海軍専用と民間用の2つが運営され、 民間用慰安所は日本軍司令官の指揮で日本人事業者協会が運営責任を預かった。 以外な点は「慰安所で支払われた代金の3分の2が女性に入った」という部分。 これに続いて「女性は時々、一部のお金を受け、個人的な用途に使った」と書かれている。
鄭教授は「慰安婦に代金が積み立てられていただけで、実質的には支払われていなかったことを裏付ける証拠」と指摘した。
報告書は日本人戦犯に対する尋問や関係者らの証言を基礎に作成された、と書かれている。続きを読む
2007.03.22
東京新聞「大御心に従え」
東京新聞 都知事選で浮上?『日の丸・君が代』強制
「日の丸・君が代」の強要は違憲だとした昨年九月の東京地裁判決から、初めての卒業式シーズン。東京都内で行われた都立高校の卒業式では、国歌斉唱時に初めて起立しなかった教諭の姿も目立った。今月末には都教委による大量処分も予想され、都知事選の新たな争点として浮上しそうな「日の丸・君が代」の強制問題に対する現場の教諭の思いとは。
「『立ちなさい、歌いなさい』というやり方は教育行為ではない。これでは調教。戦前教育の再現だ」
東京都新宿区の都庁で二十日、記者会見した町田市立鶴川第二中学校の根津公子教諭(56)は、語気を強めた。
同中学校で卒業式が行われたのは前日の十九日。開式の辞に続き「国歌斉唱」とアナウンスが入ると、根津教諭はおもむろに着席。式後に校長は根津教諭から式での着席を確認し、処分発令に向け動きだした。
根津教諭に処分が下されれば、十三年前に卒業式で国旗を降ろして初めて減給処分を受けて以来、これが九回目となる。前回の処分は三カ月の停職処分だった。「次は六カ月の停職か、それとも免職か」。そんな思いが根津教諭の脳裏をよぎった。
二〇〇三年十月に都教育委員会が、入学式、卒業式での国旗掲揚、国歌斉唱の厳守を通達。それから今回で四回目の卒業式となる。昨年九月には東京地裁で通達は違憲と判決されたが、都は控訴、今年の卒業式での強硬姿勢は変わっていなかった。
東京都八王子市の都立八王子東養護学校でも河原井純子教諭(57)が卒業式で不起立だった。今月末にも処分発令が予想される二人は二十日、都などを相手に、処分発令の差し止めを求める訴えなどを東京地裁に起こした。
処分は回を重ねるごとに重くなる。減給に加え、根津教諭には往復四時間もかかる学校へ転勤させられるなど、懲罰的な人事もあった。そんな締め付けに根津教諭は「教員たちも変わってしまった。今や、論議することもなくなった」。
都内の小、中学校の卒業式はこれからも続くが、ほぼすべてで卒業式が終わった都立高校では、三十人近くが不起立だった。「『日の丸・君が代』不当処分撤回を求める被処分者の会」の事務局長を務める葛西南高校(江戸川区)の近藤徹教諭(58)によれば、約二十人が初めての不起立。そのうちの一人の男性教諭(53)は「一人で座っているのは簡単ではなかったけど、このために気持ちを整えてきた」と熱い思いを語った。
教育現場の日の丸・君が代をめぐる問題では、昨年九月の東京地裁の違憲判決に続き、その翌月には北海道の中学校卒業式で君が代演奏のテープを止めた教諭に対する戒告処分を、道人事委員会が取り消した。
だが、都教委は卒業式シーズンを控えた三月五日に、前年の行事で君が代のピアノ伴奏をしなかった都立高校の音楽教諭(58)に対し、「見せしめ」とも受け取れる減給十分の一、一カ月の懲戒処分を下した。
これまでに国旗国歌をめぐる都内の教員らの処分は延べ三百四十人を超え、根津教諭の代理人の岩井信弁護士は「都の強硬姿勢は突出している」。
根津教諭は「教員として、おかしいことはおかしいと言い続けたい。それで免職まで覚悟をしなければならないのは異常。学校だけじゃなくて社会全体が異常になっている」と訴える。
本年度の都立高校の卒業式では、都教委の祝辞も教員の間で波紋を広げた。
都教委から各校の卒業式に参列した職員のあいさつが、卒業生に送る言葉もそこそこに、石原都政の「功績」をアピールするような内容になっていたからだ。
祝辞は昨年のトリノ冬季五輪での女子フィギュアスケートの金メダル獲得に触れた後、なぜか「五輪の理念」を解説。続けて「東京都は平成二十八年の第三十一回オリンピック競技大会の国内立候補都市に決定し、オリンピック招致を目指しています」と石原知事の目玉政策を説明した。
さらに、二月に行われた東京マラソンで四千人近い都立高校生が大会運営に参加したと強調。その上で、新年度からはすべて都立高校で「奉仕」を必修化することを紹介した。
このあいさつ部分はどの高校の卒業式でも同じだった。
都教委高等学校教育指導課の担当者は「あいさつは前半にいじめ問題を取り上げており、卒業生の門出に暗い話ばかりではいけないと考え、明るい話題としてオリンピック招致を出した。間違ったことは言ってはいない」と説明する。
だが、このあいさつに違和感を覚えた職員も少なくなかったようだ。都立昭和高校定時制の鈴木毅教諭(45)は「あいさつは保護者に対する石原都政の宣伝だった。五輪、マラソン、奉仕は卒業生とほとんど関係ない。都政を自賛する内容には、かなり違和感があった。都知事選直前の時期に、こういうことは控えるのが常識ではないか」と話す。
それでは、その都知事選で主な立候補予定者は、日の丸・君が代強制問題について、どのような主張をしているのか。
石原知事の公約は、この問題には触れていない。ただ、昨年九月の東京地裁判決の後も「通達に従って学習指導要領で要求されていることを教師が行わない限り、義務を怠ったわけだから、いきなりクビにするわけではないが、処分は当たり前ではないか」と発言している。
前宮城県知事の浅野史郎氏は公約に「日の丸・君が代問題についての強制的な対応を改めます」と明示し、反対する教職員の処分はしない方針だ。出馬会見では「日の丸・君が代は大好きだが、教員に強制し、(従わなければ)戒告するのは教育現場として誠に似つかわしくない」と石原氏を批判。当選した場合は、都の控訴を取り下げる意向をにじませている。
共産党推薦の元足立区長、吉田万三氏は「日の丸・君が代の強制や学校現場への干渉をきっぱりと改め、憲法に基づいた教育行政を推進します」と公約。訴訟の対応についても「強制を『違憲・違法』と断じた東京地裁判決を受け入れ、控訴を取り下げます」と明言している。
建築家の黒川紀章氏は公約でこの問題には言及していない。
都による日の丸・君が代の強制を拒否した教師に対する処分は、都知事選告示後の今月末にも予想されており、都知事選の最中に発令されれば、この問題が選挙の争点の一つに浮上する可能性もある。
前出の鈴木教諭は過去の行事で都教委の通達に従わなかったとして処分されたが、今月七日の卒業式でも起立を拒んだ。都知事選に向けては「日の丸・君が代問題はタブー視されているし、学校内だけの問題だと思われがちだ。知事選を通じて都民に自分の問題として引きつけて考えてほしい」と期待感をにじませた上で、こう言及する。
「日の丸・君が代に限らず、自分の意に反することを政治に強制されても、ものが言いにくい世の中になりつつある。政治の側から見れば、日の丸・君が代は白を黒と言えと指示する道具だ。今の対象はわれわれ教員だが、それが違う道具を使い、別のテーマに広がる懸念がある。そこに気づいてほしい」
<デスクメモ> 宮内庁を担当していたころ、数多い公式行事で国歌斉唱時にいつも起立しない記者がいた。ある時から、自分も習った。信条に従って…。そういえば、園遊会に招待された都教育委員に、陛下が「強制でないことが望ましい」と発言されたことを思い出した。異を唱える人が処分される社会は願い下げだ。 (吉)
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「日の丸・君が代」の強要は違憲だとした昨年九月の東京地裁判決から、初めての卒業式シーズン。東京都内で行われた都立高校の卒業式では、国歌斉唱時に初めて起立しなかった教諭の姿も目立った。今月末には都教委による大量処分も予想され、都知事選の新たな争点として浮上しそうな「日の丸・君が代」の強制問題に対する現場の教諭の思いとは。
「『立ちなさい、歌いなさい』というやり方は教育行為ではない。これでは調教。戦前教育の再現だ」
東京都新宿区の都庁で二十日、記者会見した町田市立鶴川第二中学校の根津公子教諭(56)は、語気を強めた。
同中学校で卒業式が行われたのは前日の十九日。開式の辞に続き「国歌斉唱」とアナウンスが入ると、根津教諭はおもむろに着席。式後に校長は根津教諭から式での着席を確認し、処分発令に向け動きだした。
根津教諭に処分が下されれば、十三年前に卒業式で国旗を降ろして初めて減給処分を受けて以来、これが九回目となる。前回の処分は三カ月の停職処分だった。「次は六カ月の停職か、それとも免職か」。そんな思いが根津教諭の脳裏をよぎった。
二〇〇三年十月に都教育委員会が、入学式、卒業式での国旗掲揚、国歌斉唱の厳守を通達。それから今回で四回目の卒業式となる。昨年九月には東京地裁で通達は違憲と判決されたが、都は控訴、今年の卒業式での強硬姿勢は変わっていなかった。
東京都八王子市の都立八王子東養護学校でも河原井純子教諭(57)が卒業式で不起立だった。今月末にも処分発令が予想される二人は二十日、都などを相手に、処分発令の差し止めを求める訴えなどを東京地裁に起こした。
処分は回を重ねるごとに重くなる。減給に加え、根津教諭には往復四時間もかかる学校へ転勤させられるなど、懲罰的な人事もあった。そんな締め付けに根津教諭は「教員たちも変わってしまった。今や、論議することもなくなった」。
都内の小、中学校の卒業式はこれからも続くが、ほぼすべてで卒業式が終わった都立高校では、三十人近くが不起立だった。「『日の丸・君が代』不当処分撤回を求める被処分者の会」の事務局長を務める葛西南高校(江戸川区)の近藤徹教諭(58)によれば、約二十人が初めての不起立。そのうちの一人の男性教諭(53)は「一人で座っているのは簡単ではなかったけど、このために気持ちを整えてきた」と熱い思いを語った。
教育現場の日の丸・君が代をめぐる問題では、昨年九月の東京地裁の違憲判決に続き、その翌月には北海道の中学校卒業式で君が代演奏のテープを止めた教諭に対する戒告処分を、道人事委員会が取り消した。
だが、都教委は卒業式シーズンを控えた三月五日に、前年の行事で君が代のピアノ伴奏をしなかった都立高校の音楽教諭(58)に対し、「見せしめ」とも受け取れる減給十分の一、一カ月の懲戒処分を下した。
これまでに国旗国歌をめぐる都内の教員らの処分は延べ三百四十人を超え、根津教諭の代理人の岩井信弁護士は「都の強硬姿勢は突出している」。
根津教諭は「教員として、おかしいことはおかしいと言い続けたい。それで免職まで覚悟をしなければならないのは異常。学校だけじゃなくて社会全体が異常になっている」と訴える。
本年度の都立高校の卒業式では、都教委の祝辞も教員の間で波紋を広げた。
都教委から各校の卒業式に参列した職員のあいさつが、卒業生に送る言葉もそこそこに、石原都政の「功績」をアピールするような内容になっていたからだ。
祝辞は昨年のトリノ冬季五輪での女子フィギュアスケートの金メダル獲得に触れた後、なぜか「五輪の理念」を解説。続けて「東京都は平成二十八年の第三十一回オリンピック競技大会の国内立候補都市に決定し、オリンピック招致を目指しています」と石原知事の目玉政策を説明した。
さらに、二月に行われた東京マラソンで四千人近い都立高校生が大会運営に参加したと強調。その上で、新年度からはすべて都立高校で「奉仕」を必修化することを紹介した。
このあいさつ部分はどの高校の卒業式でも同じだった。
都教委高等学校教育指導課の担当者は「あいさつは前半にいじめ問題を取り上げており、卒業生の門出に暗い話ばかりではいけないと考え、明るい話題としてオリンピック招致を出した。間違ったことは言ってはいない」と説明する。
だが、このあいさつに違和感を覚えた職員も少なくなかったようだ。都立昭和高校定時制の鈴木毅教諭(45)は「あいさつは保護者に対する石原都政の宣伝だった。五輪、マラソン、奉仕は卒業生とほとんど関係ない。都政を自賛する内容には、かなり違和感があった。都知事選直前の時期に、こういうことは控えるのが常識ではないか」と話す。
それでは、その都知事選で主な立候補予定者は、日の丸・君が代強制問題について、どのような主張をしているのか。
石原知事の公約は、この問題には触れていない。ただ、昨年九月の東京地裁判決の後も「通達に従って学習指導要領で要求されていることを教師が行わない限り、義務を怠ったわけだから、いきなりクビにするわけではないが、処分は当たり前ではないか」と発言している。
前宮城県知事の浅野史郎氏は公約に「日の丸・君が代問題についての強制的な対応を改めます」と明示し、反対する教職員の処分はしない方針だ。出馬会見では「日の丸・君が代は大好きだが、教員に強制し、(従わなければ)戒告するのは教育現場として誠に似つかわしくない」と石原氏を批判。当選した場合は、都の控訴を取り下げる意向をにじませている。
共産党推薦の元足立区長、吉田万三氏は「日の丸・君が代の強制や学校現場への干渉をきっぱりと改め、憲法に基づいた教育行政を推進します」と公約。訴訟の対応についても「強制を『違憲・違法』と断じた東京地裁判決を受け入れ、控訴を取り下げます」と明言している。
建築家の黒川紀章氏は公約でこの問題には言及していない。
都による日の丸・君が代の強制を拒否した教師に対する処分は、都知事選告示後の今月末にも予想されており、都知事選の最中に発令されれば、この問題が選挙の争点の一つに浮上する可能性もある。
前出の鈴木教諭は過去の行事で都教委の通達に従わなかったとして処分されたが、今月七日の卒業式でも起立を拒んだ。都知事選に向けては「日の丸・君が代問題はタブー視されているし、学校内だけの問題だと思われがちだ。知事選を通じて都民に自分の問題として引きつけて考えてほしい」と期待感をにじませた上で、こう言及する。
「日の丸・君が代に限らず、自分の意に反することを政治に強制されても、ものが言いにくい世の中になりつつある。政治の側から見れば、日の丸・君が代は白を黒と言えと指示する道具だ。今の対象はわれわれ教員だが、それが違う道具を使い、別のテーマに広がる懸念がある。そこに気づいてほしい」
<デスクメモ> 宮内庁を担当していたころ、数多い公式行事で国歌斉唱時にいつも起立しない記者がいた。ある時から、自分も習った。信条に従って…。そういえば、園遊会に招待された都教育委員に、陛下が「強制でないことが望ましい」と発言されたことを思い出した。異を唱える人が処分される社会は願い下げだ。 (吉)
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2007.03.18
「ネット右翼さんへ」さんへ
謎のサヨクさんへの返信です。
別に著者に肩入れするわけじゃありませんが、ちょっとあなたの方こそ曲解だと思いますよ。
彼のいいたいことは、右翼左翼の話ではないので、左翼が嘘をついてきたことに触れる必要はないでしょう。それはあなたの願望に過ぎない。彼はあくまで生活者データを基に こういう現象が出ている と言っているだけです。
また、「右傾化は気に食わないが、金儲けをするなら右傾化に迎合してバカな若者からゼニを巻き上げよう。」とも全く言っていないと思います。前面的に右傾化を肯定できるわけではない、と言っているだけです。どうしてあなたは極端に自分の都合のよい方にしか考えられないんでしょうね。
Posted by ネット右翼さんへ at 2007.03.17 23:48 | 編集
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別に著者に肩入れするわけじゃありませんが、ちょっとあなたの方こそ曲解だと思いますよ。
彼のいいたいことは、右翼左翼の話ではないので、左翼が嘘をついてきたことに触れる必要はないでしょう。それはあなたの願望に過ぎない。彼はあくまで生活者データを基に こういう現象が出ている と言っているだけです。
また、「右傾化は気に食わないが、金儲けをするなら右傾化に迎合してバカな若者からゼニを巻き上げよう。」とも全く言っていないと思います。前面的に右傾化を肯定できるわけではない、と言っているだけです。どうしてあなたは極端に自分の都合のよい方にしか考えられないんでしょうね。
Posted by ネット右翼さんへ at 2007.03.17 23:48 | 編集
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2007.02.07
Deodato - Super strut
コアな洋楽ファンはなぜかとりあえず持ってたりするDEODATO。
イージーリスニング的な曲はあんまり好きじゃないんですが、この曲はジャズファンク調で結構好きです。
最近のライブみたいですが、演奏は衰えておらず、ブランクを感じさせません。
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イージーリスニング的な曲はあんまり好きじゃないんですが、この曲はジャズファンク調で結構好きです。
最近のライブみたいですが、演奏は衰えておらず、ブランクを感じさせません。
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2007.01.29
盧武鉉大統領 「以前私が言ったことは、間違った言葉のようでもあり、合っているような気もする」
盧大統領「人と人の関係で核心は支配と服従」
盧大統領が軍部隊訪問…「軍服務制度を漸進的に変更」
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が29日、京畿道抱川(キョンギド・ポチョン)の部隊を訪れた。軍兵営文化の改善現況を視察するためだ。 盧大統領が一線の軍部隊を訪れたのは05年7月の海兵隊訓練所訪問以来1年6カ月ぶり。
(中略)
昨年12月21日の民主平和統一演説で論議になった「軍隊に行って数年間腐る」という発言についても釈明した。 盧大統領は「以前に私が『軍に行って人の大切な息子をなぜ腐らせて』と言ったが、間違った言葉のようでもあり、考え方によっては合っているような気もする」とし「軍に来る人たちはその期間に自己啓発ができないため、失った時間と考えることもあるかもしれない」と述べた。
特に、現在の軍服務体系の改善に関連し、学制改編問題までも検討している、と明らかにした。 盧大統領は「全体的に青年の人的資源を効率的に活用するため、軍服務制度とともに学制改編問題、社会福祉奉仕義務など、こういうことまで包括的に検討している」とし「国防部から整理して発表されるだろう」と語った。
盧大統領は「人と人の関係で核心は支配と服従だが、合法的な指揮と服従があり、合法的でない支配と隷属がある。この区別を正確にしてこそ社会が順調に発展する」と述べた。さらに「皆に与えられた合法的な義務は徹底して服従し、指揮する人々は不当に抑圧、支配してはならない」と強調した。
朴承煕(パク・スンヒ)記者
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盧大統領が軍部隊訪問…「軍服務制度を漸進的に変更」
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が29日、京畿道抱川(キョンギド・ポチョン)の部隊を訪れた。軍兵営文化の改善現況を視察するためだ。 盧大統領が一線の軍部隊を訪れたのは05年7月の海兵隊訓練所訪問以来1年6カ月ぶり。
(中略)
昨年12月21日の民主平和統一演説で論議になった「軍隊に行って数年間腐る」という発言についても釈明した。 盧大統領は「以前に私が『軍に行って人の大切な息子をなぜ腐らせて』と言ったが、間違った言葉のようでもあり、考え方によっては合っているような気もする」とし「軍に来る人たちはその期間に自己啓発ができないため、失った時間と考えることもあるかもしれない」と述べた。
特に、現在の軍服務体系の改善に関連し、学制改編問題までも検討している、と明らかにした。 盧大統領は「全体的に青年の人的資源を効率的に活用するため、軍服務制度とともに学制改編問題、社会福祉奉仕義務など、こういうことまで包括的に検討している」とし「国防部から整理して発表されるだろう」と語った。
盧大統領は「人と人の関係で核心は支配と服従だが、合法的な指揮と服従があり、合法的でない支配と隷属がある。この区別を正確にしてこそ社会が順調に発展する」と述べた。さらに「皆に与えられた合法的な義務は徹底して服従し、指揮する人々は不当に抑圧、支配してはならない」と強調した。
朴承煕(パク・スンヒ)記者
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2007.01.19
在日だから秋山を差別?
<K?1>ネチズン「在日だから秋山を差別?」
在日同胞の柔道出身選手である秋成勲(チュ・ソンフン、日本名・秋山成勲、32)が日本総合格闘技K?1主催社側から無期限出場停止という重い懲戒を受けたことをめぐり、「‘不敬罪’ではないか」という指摘から「在日同胞に対する差別」という意見まで、さまざまなコメントが出てきている。
99%は主催社側の決定に‘あきれた’という反応だ。各種ポータルサイトやメディア掲示板には、秋成勲に対する懲戒について数百件以上の抗議の文が載せられている。
ネチズン‘rabbitmoon’は「桜庭が何だ。 日本格闘技界で英雄視されている選手が無差別爆撃を受けたため、日本人は怒りと屈辱を同時に感じたのだ。 かつて日本柔道を捨てて韓国に渡り、日本と闘った選手であるため、目障りな奴だと思われたのだろう」と憤りを表した。
別のネチズン‘lovepplove’は「誰でも一度ぐらいは入浴後にローションを塗ったことがあるはずだ。ローションを塗るなという規定があるのか。 むしろ桜庭の話にならない異議提起よりも、試合中の些細なことでも自分のミスだと反省して謝罪する秋成勲の方が気に入った。 プライド移籍の話も出ているが、そうした方がよい」と主張した。
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在日同胞の柔道出身選手である秋成勲(チュ・ソンフン、日本名・秋山成勲、32)が日本総合格闘技K?1主催社側から無期限出場停止という重い懲戒を受けたことをめぐり、「‘不敬罪’ではないか」という指摘から「在日同胞に対する差別」という意見まで、さまざまなコメントが出てきている。
99%は主催社側の決定に‘あきれた’という反応だ。各種ポータルサイトやメディア掲示板には、秋成勲に対する懲戒について数百件以上の抗議の文が載せられている。
ネチズン‘rabbitmoon’は「桜庭が何だ。 日本格闘技界で英雄視されている選手が無差別爆撃を受けたため、日本人は怒りと屈辱を同時に感じたのだ。 かつて日本柔道を捨てて韓国に渡り、日本と闘った選手であるため、目障りな奴だと思われたのだろう」と憤りを表した。
別のネチズン‘lovepplove’は「誰でも一度ぐらいは入浴後にローションを塗ったことがあるはずだ。ローションを塗るなという規定があるのか。 むしろ桜庭の話にならない異議提起よりも、試合中の些細なことでも自分のミスだと反省して謝罪する秋成勲の方が気に入った。 プライド移籍の話も出ているが、そうした方がよい」と主張した。
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