2007.01.29
盧武鉉大統領 「以前私が言ったことは、間違った言葉のようでもあり、合っているような気もする」
盧大統領「人と人の関係で核心は支配と服従」
盧大統領が軍部隊訪問…「軍服務制度を漸進的に変更」
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が29日、京畿道抱川(キョンギド・ポチョン)の部隊を訪れた。軍兵営文化の改善現況を視察するためだ。 盧大統領が一線の軍部隊を訪れたのは05年7月の海兵隊訓練所訪問以来1年6カ月ぶり。
(中略)
昨年12月21日の民主平和統一演説で論議になった「軍隊に行って数年間腐る」という発言についても釈明した。 盧大統領は「以前に私が『軍に行って人の大切な息子をなぜ腐らせて』と言ったが、間違った言葉のようでもあり、考え方によっては合っているような気もする」とし「軍に来る人たちはその期間に自己啓発ができないため、失った時間と考えることもあるかもしれない」と述べた。
特に、現在の軍服務体系の改善に関連し、学制改編問題までも検討している、と明らかにした。 盧大統領は「全体的に青年の人的資源を効率的に活用するため、軍服務制度とともに学制改編問題、社会福祉奉仕義務など、こういうことまで包括的に検討している」とし「国防部から整理して発表されるだろう」と語った。
盧大統領は「人と人の関係で核心は支配と服従だが、合法的な指揮と服従があり、合法的でない支配と隷属がある。この区別を正確にしてこそ社会が順調に発展する」と述べた。さらに「皆に与えられた合法的な義務は徹底して服従し、指揮する人々は不当に抑圧、支配してはならない」と強調した。
朴承煕(パク・スンヒ)記者
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盧大統領が軍部隊訪問…「軍服務制度を漸進的に変更」
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が29日、京畿道抱川(キョンギド・ポチョン)の部隊を訪れた。軍兵営文化の改善現況を視察するためだ。 盧大統領が一線の軍部隊を訪れたのは05年7月の海兵隊訓練所訪問以来1年6カ月ぶり。
(中略)
昨年12月21日の民主平和統一演説で論議になった「軍隊に行って数年間腐る」という発言についても釈明した。 盧大統領は「以前に私が『軍に行って人の大切な息子をなぜ腐らせて』と言ったが、間違った言葉のようでもあり、考え方によっては合っているような気もする」とし「軍に来る人たちはその期間に自己啓発ができないため、失った時間と考えることもあるかもしれない」と述べた。
特に、現在の軍服務体系の改善に関連し、学制改編問題までも検討している、と明らかにした。 盧大統領は「全体的に青年の人的資源を効率的に活用するため、軍服務制度とともに学制改編問題、社会福祉奉仕義務など、こういうことまで包括的に検討している」とし「国防部から整理して発表されるだろう」と語った。
盧大統領は「人と人の関係で核心は支配と服従だが、合法的な指揮と服従があり、合法的でない支配と隷属がある。この区別を正確にしてこそ社会が順調に発展する」と述べた。さらに「皆に与えられた合法的な義務は徹底して服従し、指揮する人々は不当に抑圧、支配してはならない」と強調した。
朴承煕(パク・スンヒ)記者
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2007.01.29
毎日新聞の新党待望論は時代錯誤だけど
毎日新聞 発信箱:新党を夢見るつらさ=与良正男
「もう一度政界再編を」「新党はできないものか」。そんな声を聞くたびに、それはかえって現実から目をそらす議論だと戒めてきた。
政権が行き詰まれば同じ党内で首相をたらい回しするのでなく、別の政党が政権を担当する。そんな当たり前の仕組みを確立することが日本の政治を変えていく。2大政党化時代を迎え、ようやく基盤は整いつつある。まず、今の政党の枠組みの中で有権者が選んでいくのが近道だと考えてきたからだ。
しかし、その私も最近は新党論の誘惑にかられる。自民党も情けないが民主党もなあ……。世論調査での傾向と同様、政治とカネの問題などを見るにつけ私もそうぼやきたくなるのだ。
ついつい15年前、細川護煕氏が突如、新党結成宣言した時のことを思い出してしまう。私も「何かが変わるかも」と興奮したものだった。
日本新党はこの92年7月の参院選で4人、翌93年衆院選で35人が当選して細川政権発足に至る。首相としての評価は芳しくないが、あの時、日本新党がなかったら非自民の各党は結集できなかったと思う。
宮崎県知事選を持ち出すまでもない。行き場を失った有権者の受け皿となる新党が今、現れたら再び大きな変化をもたらすはずだ。小選挙区は小政党に厳しい制度だが、衆院で30人でも確保すれば国会でキャスチングボートを握って政界再々編の起爆剤になるかもしれない。
妄想である。それほど今の政治状況は見ていてつらいという話。でも、これを読んで「その気」になってくれる人がいたら少し幸い。(論説室)
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「もう一度政界再編を」「新党はできないものか」。そんな声を聞くたびに、それはかえって現実から目をそらす議論だと戒めてきた。
政権が行き詰まれば同じ党内で首相をたらい回しするのでなく、別の政党が政権を担当する。そんな当たり前の仕組みを確立することが日本の政治を変えていく。2大政党化時代を迎え、ようやく基盤は整いつつある。まず、今の政党の枠組みの中で有権者が選んでいくのが近道だと考えてきたからだ。
しかし、その私も最近は新党論の誘惑にかられる。自民党も情けないが民主党もなあ……。世論調査での傾向と同様、政治とカネの問題などを見るにつけ私もそうぼやきたくなるのだ。
ついつい15年前、細川護煕氏が突如、新党結成宣言した時のことを思い出してしまう。私も「何かが変わるかも」と興奮したものだった。
日本新党はこの92年7月の参院選で4人、翌93年衆院選で35人が当選して細川政権発足に至る。首相としての評価は芳しくないが、あの時、日本新党がなかったら非自民の各党は結集できなかったと思う。
宮崎県知事選を持ち出すまでもない。行き場を失った有権者の受け皿となる新党が今、現れたら再び大きな変化をもたらすはずだ。小選挙区は小政党に厳しい制度だが、衆院で30人でも確保すれば国会でキャスチングボートを握って政界再々編の起爆剤になるかもしれない。
妄想である。それほど今の政治状況は見ていてつらいという話。でも、これを読んで「その気」になってくれる人がいたら少し幸い。(論説室)
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