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2007.02.25

米国内の政争の具にされる慰安婦問題

文字色産経新聞  「慰安婦決議案は愚か」 米シンクタンク所長

 【ワシントン=古森義久】米国の議会の活動を研究する民間機関の代表が、下院に提出されたいわゆる従軍慰安婦問題で日本政府に謝罪を求める決議案に対し、米国の傲慢(ごうまん)さを示すばかげた試みであり、そもそも米国側に日本政府を断罪する管轄権はないとして、同決議案の趣旨と提案者の議員を批判する論文をこのほど発表した。

 1977年に設立されて以来、草の根の保守主義運動と結びついて連邦議会の動向を研究しているシンクタンクの「自由議会財団」のマリオン・ハリソン所長は20日、同財団のウェブサイトに「愚かさは議会の責務か」と題する論文を発表し、議会下院にカリフォルニア州選出のマイク・ホンダ議員が中心となって提出した「日本軍が第二次大戦中、若い女性を性的奴隷へと強制したことに対し現在の日本政府がそれを認め、謝り、歴史的な責任を受け入れることを求める」とする決議案を「宣伝を狙った米国の傲慢さの無意味な示威だ」と批判した。

 同論文は同決議案がばかげている理由として(1)米国の政府も議会も日本政府への管轄権を持っていない(2)日米関係への悪影響(3)米国議会は税制、移民、ミサイル防衛、社会福祉など、その管轄下の取り組むべき重要課題があまりに多い(4)同趣旨の決議案は議会の前会期に失敗している(5)日本の首相が2001年に慰安婦問題で謝罪の書簡を出している?などという諸点をあげた。

 同論文は背景として「人類2000年以上の歴史で政府や軍隊は数え切れないほどの悪事を働いてきたが、そのうちの特定のいくつかだけを取り出して糾弾することは他の悪事の重みを軽くするという危険につながる」と述べる一方、日本のいわゆる慰安婦も悪事だったとはいえ、「その計画を実際に進めた当事者たちはいまもう生存していない」と論評した。

 同論文はまた「憲法上の議会の役割は自国のための立法措置であり、上下両院いずれも外国の主権国家に対して歴史上のミスを公式にどう償うかについて意見を押しつける立場にはない」と主張し、さらに「だれも祖先の間違った行動に対して責任をとらされることはない。そうした責任を求めての謝罪要求は愚かであり、とくに友好的な外国の政府に向かって歴史上のミスに関しての謝罪方法を教えるというのは愚かを越えている」と述べた。

 同論文はまた同決議案を提出したホンダ議員について「外交問題での体験がなく、軍務に服したこともない」などと批判した。

 筆者のハリソン氏は1960年ごろからワシントンを拠点として活動してきたベテラン弁護士で、議会ウオッチも過去通算30年ほど、続けてきた。

 なお下院外交委員会のアジア太平洋小委員会は日本非難のこの慰安婦問題決議を審議するための公聴会を2月15日に開いた。


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Posted at 02/25 | ニュース | COM(4) | TB(0) |
2007.02.24

韓国絶好調

いいですねぇ。

中央日報  古朝鮮「神話」から「歴史」に…高校課程教科書修正

 今年から高校1年が習う韓国史教科書の「檀君王倹の古朝鮮建国」に関連 した部分が「物語」から「歴史的事実」に変わる。

 教育人的資源部(教育部)は、23日「古朝鮮と青銅器文化」の部分がこのように修正された国定の韓国史教科書を、新学期から普及すると伝えた。修正した部分は「韓国史」の32ページにある「三国遺事(サムグクユサ)と東国通鑑の記述によれば檀君王倹が古朝鮮を建国したという(紀元前2333年)」の部分。

 教育部はこれを「三国遺事と東国通鑑の記述によれば檀君王倹が古朝鮮を建国した」と断定する表現に変えた。国史編さん委員会のチャン・ドクジン室長は「これまで、史書には出てくるが、考古学的な証拠が不十分だった古朝鮮の建国時代が、最近の研究成果を通じて明確になったため、記述を変えた」と説明した。

 これを裏付ける研究結果は、古朝鮮建国の背景を説明した27ページにある。従来の「紀元前10世紀」とした韓半島の青銅器到来時点を紀元前2000年?1500年ごろに訂正したのだ。同部分を執筆した崔夢龍(チェ・モンリョン)ソウル大古考美術史学科教授は「江原道の旌善・春川・洪川(カンウォンド・チョンソン・チュンチョン・ホンチョン)、京畿道加平(キョンギド・ガピョン、仁川桂陽区(インチョン・ゲヤング)、慶尚南道晋州(キョンサンナムド・チンジュ)などで最近出土した遺物に基づき韓半島に青銅器文化が伝来した時点を繰り上げた」とした。


はいはい。

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Posted at 02/24 | ニュース | COM(0) | TB(0) |
2007.02.22

日弁連の言う「人権」とは?

毎日新聞  国旗・国歌:「強制は違憲」日弁連が初の意見書

 学校行事での「日の丸」「君が代」を巡る教職員の処分について、日本弁護士連合会は21日「処分を伴う国旗・国歌の強制は、教職員の思想・良心の自由に許容範囲を超えた制約を課すもので憲法に反する」とする初の意見書を文部科学相に提出した。全国の教育委員会にも送付する。

 意見書は「公務員であっても、思想・良心の自由の制約が許されるのは、他者の人権を侵害するなど公共の福祉に反する場合に限られる」と指摘。各自治体の教委に対し、処分が前提の強制をしないことや、既に行われた処分の取り消しを要求し、文科相には強制の根拠となっている学習指導要領の「日の丸・君が代条項」を見直すよう求めた。


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Posted at 02/22 | ニュース | COM(0) | TB(0) |
2007.02.20

満州をめぐる中韓対立

朝鮮日報  東北工程:中国の主張に海外の研究者も懐疑的見解

 韓国の古代史を中国史に編入しようとする、中国の「東北工程」(2002年2月 07年1月)に対して、外国の学者たちはどう考えているのだろうか。

 北東アジア歴史財団のキム・ミンギュ研究員が今月9日、檀国大東洋学研究所主催の学術討論会で発表した「東北工程に対する欧米の学界の視点」は、この問題を研究した希少価値の高い論文だ。外国の学者たちの多くは、中国の論理にはかなり無理があるということを認めながらも、歴史問題が韓中両国のナショナリズムに火をつけていることに対しては懸念している。

◆「高句麗はいつから中国史の一部になったのか?」 

 米国カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)のジョン・ダンカン教授は、『三国志』や『旧唐書』など近代以前の中国の全ての歴史書が、高句麗を中国の歴史ではなく「東夷伝」の中で扱っているということを指摘した。また、米国ハワイ大のエドワード・シュルツ教授は、韓国の二大歴史書である『三国史記』と『三国遺事』が、高句麗・百済・新羅が台頭した時期を韓国史の黎明期としている点を力説した。ロシアの考古学者セルゲイ・アルキン氏も、最近の発掘調査の結果、高句麗文化の独創的な性格が中国文化のそれとは明らかに違っているという、ロシアの歴史学界の主張が正しかったことが立証された、と述べた。

 オーストラリア・シドニー大のパンカーズ・モーハン教授は、中国と周辺国家の朝貢・冊封体制が、高句麗だけでなくインドまで含む「天下」と中国との儀礼的な関係に過ぎなかった史実に反し、中国がこれを主従・服属の関係であったと機械的に解釈している点を批判している。また、イタリア・ネイプルズ大のマウリチオ・リオット教授は、西暦1世紀に高句麗が既に中国の勢力に対して軍事的に対抗する力を有していたとし、独自の外交政策をとっていたと指摘した。結局、どの学者も「高句麗が中国史の一部だと主張する最近の論理には妥当性がない」という点で意見が一致しているというわけだ。

◆「韓国、オーバーな対応は慎むべき」 

米国ハーバード大のマーク・バイントン研究員は、高句麗史を無理やり中国史に編入しようとしている中国の意図が、中国の国境地帯の政治的な安定のための「防衛的な動き」だとの見方を示した。また、シドニー大のモーハン教授は、韓国のナショナリズムの高揚が過去の中華秩序復活の障害になっているため、これを突き崩すために高句麗史の中国史編入を企てている、と述べた。

 だとすれば、韓国はどう対処したらよいのだろうか。これについてバイントン研究員は「ただ中国の主張を受け入れず無視していればよい」と忠告し、またハワイ大のシュルツ教授は「高句麗の継承性をめぐって契丹と論争を繰り広げた高麗の徐熙(ソ・ヒ)のように、中国の野望に立ち向かうべきだ」と述べた。だが、学者たちの多くはこの問題が韓中両国のナショナリズムに触発されたということをはっきりと認識している。UCLAのダンカン教授は「東北工程をめぐる論争が韓国のナショナリズムに火をつけ、昔の領土を取り戻そうという極端主義者たちに新たな野望を与えることになり、韓国人のグローバル化に向けた努力に水を差すおそれもある」と指摘した。

兪碩在(ユ・ソクジェ)記者


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Posted at 02/20 | ニュース | COM(0) | TB(0) |
2007.02.17

サヨクの自惚れ

極右評論さんのところで、ちょっとした学歴論争みたいなのが起きているのでこのエントリでも触れてみようと思います。
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Posted at 02/17 | 主張 | COM(8) | TB(0) |
2007.02.13

韓国から、団塊世代へのささやき

「日本の団塊世代を誘致して韓国の競争力向上を」
サムスン経済研「日本のベビーブーム世代の大量退職と示唆点」

 日本のベビーブーム世代である「団塊世代」の退職が本格的に始まったことを受け、これら団塊世代を韓国に誘致して部品・素材産業の競争力を向上させるなど、団塊世代向けマーケティングに力を入れるべきとの指摘が出ている。

 サムスン経済研究所は12日、「日本のベビーブーム世代の大量退職と示唆点」と題する報告書で「戦後1947‐49年に多数生まれた日本のベビーブーム世代が60歳で定年を迎え、今年から本格的に大量退職が始まる。日本の団塊世代が持っている技能と知識を国内製造業や部品・素材分野の産業経済力向上に活用する方案を模索すべきだ」と主張した。

 昨年基準で、日本のベビーブーム世代は683万人となり、日本の総人口の5.3%を占めている、とサムスン経済研究所は説明している。

 なお、団塊の世代に支払われる退職金は50兆‐80兆円(380兆‐608兆ウォン)規模で、韓国の国内総生産(GDP)に匹敵するという。報告書は「団塊世代は積極的で、社会指向性が高く新しいトレンドを創出し、団塊世代が主導するシニアマーケットを拡大する。日本の大手銀行も、団塊世代を対象とした金融商品を開発するなど企業の団塊マーケティングを本格化している」と説明した。

 サムスン経済研究所のチョン・ホソン首席研究員は「旅行、レジャー、不動産、健康など関連業界のマーケティングも活性化している」とし「韓国も団塊世代に向けた伝統文化商品の開発や、国内観光を拡大するなど、“団塊マーケティング”を推進する必要がある」と助言した。


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Posted at 02/13 | 雑談 | COM(0) | TB(0) |
2007.02.11

安彦良和の思考の限界

東京新聞   試される憲法 誕生60年
漫画家の安彦良和さん 今の改憲論はサブカル的

 機動戦士ガンダムでは、主人公の敵の「ジオン公国」はナチスなんです。整列して挙手して「ジーク・ジオン」。ところが、ガンダム人気はジオン人気というぐらい人気が出た。かなり否定的に描いたのに、それを承知で格好いいと思うのが人間の性(さが)なんですね。

 (前首相の)小泉純一郎さんも、国民は「むちゃくちゃ言っている」と思いながら、格好いいと肯定した。理屈にもならないことを押し通す方が謝るよりもいいと。あれもある種の性でしょう。

 「なにか面白いことない?」という関心にあおられるのが、サブカルチャーの世界。そこでは行儀が悪くて、刹那(せつな)的で、非日常的なものを求める。昔は「お楽しみ」にすぎなかったのに、最近は偉そうな顔をして出てきて、本当の政治気分を醸し出している。サブカル的政治ブームというのでしょうか。

 僕はアニメをやめてから「虹色のトロツキー」という満州国(中国東北部)を舞台にした漫画を描いた。満州国は日本にとって非常に存在感があった。真剣にやれば「王道楽土」ができると思って国造りをした。だけど、やはり現地では、日本人は威張り腐って結局は因果応報。本気だったけど間違っていた。

 平板な「善玉・悪玉論」では抜け落ちる、人の生きざまとか微妙なものを描きたかった。でも今の嫌中嫌韓とセットの改憲論は、そんなの関係ない言い方ですからね。「なめられて平気なのか」って。過激でインパクトがあるけど、それをそのまま受け取るのもサブカル的ですよ。

 僕が学生運動をしていたころにも、日本は米国に守られて半永久的に平和だという前提があった。甘えがあった。ぬくぬくと居心地がいいから平和憲法は捨てがたいと。そういうのは嫌だったが、人類の最高の目標を書いた看板の陰で「解釈改憲」という恥ずかしい状態も続いた。「いいかげんこの看板を外そう」という気持ちは分かる。

 でも、今のこの政治気分では非常にレベルの低い憲法改正になる。だったら恥ずかしくても分別がつくまで、この看板を掲げておけばいいと思います。


 やすひこ・よしかず 1947年北海道生まれ。弘前大中退。手塚治虫の「虫プロ」を経て、テレビアニメ「機動戦士ガンダム」「勇者ライディーン」などの作画監督を担当。89年から漫画家に専念。主な作品に「王道の狗(いぬ)」など。神戸芸術工科大教授。59歳。

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Posted at 02/11 | 雑談 | COM(4) | TB(0) |
2007.02.10

小沢一郎「民主は自民に比べてまだ(主義、主張の)幅が狭い」

毎日新聞  小沢代表:「参院選で野党が過半数を」鳥取会合であいさつ

 民主党の小沢一郎代表は10日、鳥取市で開かれた党県連の会合であいさつし、今夏の参院選について「野党が過半数を制することで初めて日本の政治を変えられる。できれば政界再編まで持っていきたい」と表明。その後の記者会見でも「野党が過半数をとったら自民党は今のままでいられない。そこから大転換(が始まる)」と、参院選を政界再編のきっかけにしたい考えを強調した。

 小沢氏はまた「もう少し政党本来の姿、主義主張で(2大政党に)グルーピングされるのがいい。民主は自民に比べてまだ(主義、主張の)幅が狭い」と述べ、政界再編の際には自民党が割れる可能性が高いとの見方を示した。【松本杏】


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Posted at 02/10 | ニュース | COM(0) | TB(0) |
2007.02.08

NHKは北京の第五列

信じがたい記者です。

東アジアニュース速報+
【拉致】 NHKインタビュー「ヒル次官補、拉致問題で日本政府を説得できますか?」[02/06]

(蚯蚓φ ★ さんの翻訳)

質問はNHK記者(無記名)、次官補はヒル米国務次官補の発言。

質問:お時間をいただきましてどうもありがとうございます。 貴方が北京での来るべき協議で期待しておられる具体的な内容について話せないということは誰でも知っています。 しかし、私たちは貴方がおそらく北朝鮮側から引き出した合意や進展といった類の具体的な構図をお持ちなのかどうかについて興味があります。 これについて説明していただけますか?

次官補:ええ、私たちは具体的な構図を持っていることを、あなたもご存知のはず。 それは2005年9月の協定ですが・・・大昔ですね。 もう18ヵ月も前のことで、何も実行されませんでした。 従って私たちが最終的に望むことは、2005年9月の声明の実行を開始することです。 (中略)

質問:今度の協議で拉致被害者問題に関して何も進歩がなければ、日本政府は貴方が得たいかなる進展にも同意することができないと思いますか?

次官補:私は誰でも拉致問題が日本にとって大きな問題であるということを知っていると思います、もちろん、それは日本にとって大きな問題に違いありません。 つまり、人々が日々の生活から拉致され、何年も消息がないのは非常にショッキングなことです。 ですから明らかにそれは日本にとって大きな問題です。 日本は拉致問題に対処し、何があったか明らかにするためのメカニズムが必要です。 誰でもそれを理解できると思います。 慎重に2005年9月の声明を見れば、日本と北朝鮮の未解決の問題を処理し始めるための二国間のプロセスが想定されていることが分かるでしょう。 拉致は明らかにその一部です。

質問:私の友人の中国人外交官は、日本政府の態度に多少不満を持っていると言っていました。 お分かりでしょうが、日本政府の拉致問題に対する固執のことです。 友人らはいつも六者協議の進展にとって拉致問題が障害になっていると批判しています。 それで、私は日本と他の国の間で、この問題についてギャップがあるように思うのですが、貴方は日本政府を説得することができますか?

次官補:ええと、私はあなたの友人が中国外務省の誰なのか知りませんが、私の話した中国外務省の人々は、これが日本にとって大きな問題であることを理解しています。 日本政府がこの問題を無視できない事を理解しています。 ですから、中国はこの問題を現実的な観点で解決しようと努力すると思いますし、現実にそれは問題なわけです。 何が出来るかはこれから分かるでしょう。

大切なのは北朝鮮と話し合うことのできるメカニズムを作ることだと思います。 日本政府が北朝鮮と話し合う場をもうけて、拉致問題に関する何らかの議論を始めることです。 六者協議は広範な問題を扱う場なので、私たちは幾つかの個別議案を提案することが出来ます。 多くの議題があって、例えば米朝二国間協議なども六者協議を通して実現できます。

実際に非核化がかなうのであれば、そして私たちが合意事項の実施を進め、前進することが出来るのであれば、私たちは朝鮮半島に住む人々にとって重要な問題を検討することが出来るわけで、停戦条約を平和条約に置き換える問題に取り組むにはどこから始めるかが分かるようになります。 (後略)


ソース:米国国務省(英語)Interview with NHK
http://www.state.gov/p/eap/rls/rm/2007/80100.htm

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Posted at 02/08 | ニュース | COM(4) | TB(0) |
2007.02.07

Deodato - Super strut

コアな洋楽ファンはなぜかとりあえず持ってたりするDEODATO。
イージーリスニング的な曲はあんまり好きじゃないんですが、この曲はジャズファンク調で結構好きです。
最近のライブみたいですが、演奏は衰えておらず、ブランクを感じさせません。
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Posted at 02/07 | 未分類 | COM(0) | TB(0) |
2007.02.05

自滅へ向かう民主党

時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007020400053
厚労相発言で世論の反応嘆く=「なかなか行動に出ぬ」?小沢民主代表

 「もっと女性の声が大きくなると思っていたが、必ずしもそうではない。腹の中では怒っていると思うが、なかなか日本人は行動に出ない」。民主党の小沢一郎代表は4日、都内で開いた「小沢一郎政治塾」での講演で、柳沢伯夫厚生労働相の「産む機械」発言への世論の反応をこう嘆いた。



いいぞいいぞー。 何がなんでも自分たちがキモがられる原因を自省するつもりはないようだから、そのまま大衆批判繰り返してくれ。

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Posted at 02/05 | ニュース | COM(0) | TB(0) |
2007.02.03

東京新聞デスクの友達は

「昨日の敵は今日の友」といいますが・・・


東京新聞  特報

農水省の海外”日本食ミシュラン”そ上に

 「ニセ日本食退治」か、一種の「マル適マーク」制度か、農林水産省が海外にある日本食店の認証に乗り出すという。世界で人気の日本食に、現地風変わり種が多いのは事実だが“日本食ファン”は“日本シンパ予備軍”でもある。水を差すことが国益になるのか。ちょっとばかり、無粋でよけいなお世話なんじゃ?

 今や日本食を名乗るレストランは海外に二万店以上といわれる。中華レストランほどではないにせよ、世界の至るところで日本食を口にできるようになったのは、日本人にはありがたい。

 しかし、認証制度の導入に向け有識者会議を設置することを明らかにした昨年十一月の記者会見で松岡利勝農相はこう述べている。

 「日本食レストランと称しつつも、食材や調理方法など本来の日本食とはかけ離れた食事を提供しているレストランも数多い。日本食は世界的なブームになっているが、形だけ利用され中身が伴っていない。本物の日本食を世界的に広めることができないか」

 全米には約九千店の日本料理店があり、この十年間で二・五倍になったが、農水省によると「経営者が日系人なのは10%以下とされ、中国や韓国、ベトナムなどのアジア系が主流」という。

 食の大国フランスでも日本料理店が増加しており、パリと近郊だけで六百もの店が集中する。ここでも「日本食ブームに便乗し、中華レストランなどから業態転換したケースが多く、食材や調理法の間違ったものが日本食として認識されつつある」(同省)。

 すると、認証制度は「まがいものがまかり通るのはけしからん。“正しい”日本食店だけにお墨付きを与えよう」という単純明快な発想なのだろうか。

 実は最近、フランスで、一足先に「正統派の日本料理」を出すレストラン五十店を厳選したガイドブック(フランス語)が発行された。日仏両国のジャーナリストや貿易業者らでつくる「日本食レストラン価値向上委員会」が、事前連絡なしに「覆面調査員」を送り込み、味や品ぞろえ、雰囲気など十八項目の上位五十店を掲載したもの。日本貿易振興機構(ジェトロ)パリセンターも支援した。

 ただ、農水省の方は日本産農作物の輸出促進も狙いだ。農水省外食産業室の担当者も「食材となる農林水産物の輸出促進にもつながる」と貿易上の利益に直結することを認める。実際、日本料理店の増加を背景に、米国向けの農林水産物の輸出は一九九五年の三億六千四百万ドルから、二〇〇五年には一・六倍の五億九千万ドルに伸びた。

 ところが、認証基準などは、いっこうにはっきりしない。ミシュランよろしく店の格付けをするのか、一定基準を上回る店すべてにお墨付きを与えるのか。また「優良な日本食」の判断基準をどこに置くのか。寿司(すし)や天ぷらなどの古典的な日本食は可で、創作料理はダメということなのか。

 認証をするには料理のプロでもない外交官に任せるのか、それとも民間の駐在日本人か…。何を尋ねても同省の担当者は「そのあたりは有識者会議で検討している最中。今月中に提言をとりまとめる予定なので、今の段階では何とも言えない」と取り付く島がない。

 二〇〇七年度予算案にはこの認証制度のために二億七千六百万円が措置されているが、実は財務省原案ではゼロ査定だった。「こんなものいらない」と財務当局が判断したわけだが、松岡農相が大臣折衝でねじ込み、満額復活を果たしたという経緯がある。

 「いらない」と思われてしまったのも無理はない。自民党の中からも「日本人以外が経営する店の排除につながらないか」「そもそも政府が認証する必要があるのか」などの異論が出ていた。昨年十一月に開かれた第一回有識者会議の席上でも「排他的でなく、一定以上努力する人たちを認めていく制度に設計すべきだ」とくぎを刺す意見があった。それだけに農水省は「海外の優良店を支援する方向」(前出の担当者)を打ち出すことで「食品国粋主義」の否定に躍起になっている。

 「そんなの(やらなくても)いいじゃんね。ばからしいですねえ。日本人から見ると『これは絶対違うぞ』と思っても、外国人は喜んで食べているんだからさ」。東京・銀座の和食店「仲むら」の主人、中村寛一さん(56)は、こう笑い飛ばす。この道四十年。五時間かけてイワシを煮込み、三時間かけておからを作る和の料理人は、ニセ日本食に心を痛めているかと思いきや「(認証は)意味ないし効果もない」と、いたってクール。

 海外では板前の給料は高い。インドネシアに豪邸を建てた知人もおり、中村さん自身、日本の三倍の給料で何度も誘われたが、「和食を作るなら日本、それも銀座」との思いは変わらない。そんなこだわりの中村さんも「これが正しい日本食だって定義を決めるのは無理」と断言する。

 食と旅に詳しいフリーライターの佐藤晶子さんは「庶民の暮らしから生まれる食文化に国が口出しするというのがナンセンス。認定など無意味。つくづく成熟していない国だと思う。文化は人との交わりから生まれるものだから、混じり合っていくこともある。それを規制したり、正統性の概念を持ち込むのはおかしい」とあきれる。

 日本のイタリア料理も、ケチャップで味付けしたナポリタンから始まり、広まるうちに本物志向が芽生えた。ナポリに「スパゲティ・ナポリタン」がないのは有名な話。

 「世界に二万店」にしたって多すぎるのか。増加は自然淘汰(とうた)の前提だ。中村さんも「増えたのはいいんじゃないの。宣伝になるし、そこで食べた人が、日本で料理を食べたいと思えば。日本人もフランスまで料理食べに行くでしょ」と言う。

 佐藤さんは強調する。「海外で『おや?』と思う日本料理も、地元に受け入れられているのを見ると嫌な感じはしない。むしろ、食文化の違いを感じるきっかけ。その一皿が日本を知る入り口になり、そこから日本への興味や理解が深まるかもしれない。その方が、どんな料理を出しているかよりも大切では。本当の日本食を守りたいと真剣に思うなら、まず日本の食育でしょ?」

<デスクメモ> 「美しい国」の政官界の皆さま。和食の作法を無視した箸(はし)の持ち方で、肘(ひじ)をついて食事をかき込むお仲間をよく見かけます。伝統的作法ができなくて何が悪いと言うのなら、伝統的でない料理を受け入れる度量も持つべきでは? 税金使って日本シンパに説教垂れるなんてセンス悪すぎ。本当にへたなんですねえ、友達づくりが。(隆)


http://www.tokyo-np.co.jp/
00/tokuho/20070202/mng_____tokuho__000.shtml


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Posted at 02/03 | 主張 | COM(1) | TB(1) |
2007.02.01

共産党系の『民青同盟』、ネット工作に本格進出?

J-CAST NEWS  共産党大はしゃぎ 「2ちゃんねる」にカキコミ

 インターネットの掲示板に、「共産党はGOD(神様)」などこれまでにない好印象のカキコミが出たと、「しんぶん赤旗」がはしゃいでいる。日本共産党の小池晃参院議員が国会質問した内容を基に立ったスレッドだが、掲示板とは「2ちゃんねる」だった。同紙が「続々と書き込み」「国民の熱い視線が注がれている」と盛り上げている割には、カキコミしたのは73人。それも30分で議論が終了している。

「共産党はGOD(神)」!?

 記事が掲載されたのは2007年1月29日付けの連載「インターネットのいま(4)」で、タイトルが「掲示板に書き込み次々ホワイトカラー・エグゼンプション」。「小池晃参院議員・党政策委員長がおこなった国会質問を紹介した書き込みが登場。それにたいして次々と書き込みが続きました」と書き、

「マイナス114万円だって?!」
「共産党はGOD」
「参議院選で自民に相当痛い目を見てもらうしかないだろ」
「もう共産党に投票するしかないな」
「とりあえず、経団連をどう潰そうか?この組織があるかぎり、日本に未来はない」
「共産党は代弁者として最適だな。代弁者としては」
などを紹介している。

 らに記事は「三十分にわたって掲示板でくりひろげられました。(中略)のべ七十三人が参加した討論は終了しました」と続き、「『ホワイトカラー・エグゼンプション』というキーワードで検索をかけて、日本共産党のホームページや『しんぶん赤旗』記事を訪れる人も急増(中略)ヤフーで第一位、グーグルで第七位にランクインしました(一月二十五日現在)。ひきつづき、国民の熱い視線が注がれています」と結んでいる。

 日本共産党宣伝局ではJ-CASTニュースの取材に対し、この掲示板の正体を、

「外から、この掲示板をコピーアンドペーストしたメールが寄せられ、引用して書いた記事のようです。カキコミの日付は06年12月13日で、掲示板は『2ちゃんねる』だと思います」
と明かした。

赤旗の記事が出てから「祭り」に

 「しんぶん赤旗」が喜んだこのスレッドは、実は盛り上りに欠けるものだったが、今回の記事に関しては「祭り」になっていて、「2ちゃんねる」には06年1月30日14時30分現在、7本以上のスレッドが立っている。その中のカキコミを見ると、

「>のべ七十三人が なんで赤旗はいつも母数とかが少ないんだろ」
「ここまで落ちぶれちゃ目も当てられんなwwwww」
「必死でお得意の工作活動をはじめたってことだろ」
「赤旗は、2ちゃんで『神』とか『GOD』とかいう言葉がどういう風に使われているか知らないらしいww『神・GOD』の用法[例文]:『田代は神』」
というバッシングめいたものが多い。
 ただ、中には

「共産党が喜んでる(w なんか可愛い)」
「共産党を与党に押し上げ労働を忌避するニートを粛正させよう」
「共産ガンガレ超ガンガレ!政権取ったら困るけど……」
「ネットを敵視していない点が、普通の新聞と違って好感が持てるな」

 などと、応援しているかのようなカキコミもある。


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Posted at 02/01 | ニュース | COM(0) | TB(0) |