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2006.08.21

欧米左翼と日本サヨクの違い

日本ではサヨクが嫌われ、イラク戦争のときは例外的に反戦デモが盛り上がらなかった。しかし欧米、特に西欧では左翼がいまでも強くイラク戦争のときの反米デモも激しかった。

ではなぜ欧米では左翼が盛り上がっていてイラク戦争のときの反米デモが盛況であったのだろうか。


西欧左翼の戦後史を振り返ってみる。

戦前から左翼のなかでマルクス主義が主流とならなかった英米は置いておいて、(ボルシェヴィズムに反対しつつも)教科書的なマルクス主義を政策としてきた西欧の社会党・社会民主党は大体1950年代にマルクス主義そのものと決別した。

具体的には東側陣営(共産圏)との対決姿勢をとり安全保障面での現実的な政策を採用した。

さらに西欧では共産党までもが“ユーロコミュニズム”と称して東側陣営と距離を置きプロレタリア独裁の放棄や複数政党制の容認など、元々は“ブルジョア的”と否定していたものを容認した。正確な年号は忘れたけど1970年代後半に仏共産党は核武装をも容認している。

ただし、移民に関する議論では弱腰にならざるを得ないところは日本のサヨクと一緒といえる。また終戦?1970年代の英国、1980年代後半?のフランスでは植民地支配糾弾史観が力を持ったようだ。

が、少なくとも日本のサヨクみたいに「日の丸・君が代反対、でも五星紅旗・太極旗OK」「米軍・自衛隊反対、でも中国軍・韓国軍OK」「日本は中国・韓国のいうことは検証せず無条件に反省謝罪賠償の要求に応じろ。それも永遠に」的な、国の根幹にかかわる卑劣な議論はしていない。

(ていうか旧植民地に反省謝罪賠償してたら国家破産してしまうだろうし、内政問題にとどめたのだろう)

またフランスではスカーフ問題という別件でアラブ系を必死に牽制するという努力をしている。もし西欧左翼が日本のサヨクみたいにアラブ反欧運動の走狗となりはてていたなら極右の台頭は今のレベルでは済まなかっただろう。

ついでに言えばイラク戦争のときの反米デモの論理は、実はダブスタ批判だ。「国連決議違反を繰り返す平和の敵に制裁加えるなら、なんでイスラエルに制裁&空爆しないのよ?」っていう論理だ。もちろんアメリカがイスラエルをひらすら弁護する理由なんて西欧人はよーく分かっている。半ば公然と反ユダヤ運動やれるから快感だったんだと思う。

日本じゃ中東でのダブスタが直接の被害はないし、反ユダヤ感情というものもない。さらに「特アの圧迫に対抗するには米軍にケツ持ってもらうしかない、しゃーないよ」という気持ちもあって反米デモは起こらなかったのだ。

結論。欧米の左翼はソ連やアラブの代理人みたいなのをパージする自浄作用を働かせて、表向きは人権擁護を唱えてもスカーフ問題等による別件で移民を牽制するという狡猾さを持ち、ダブスタ批判を論拠にイスラエルロビー叩きを行っていたのだ。

サヨクも「強制連行を捏造して総会屋外交をくりかえしてきた特定アジア粉砕!」とか言うことを検討するべきなのだ。そうすればかなり評価が違ってくるはずだ。

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